PCの買い替えやソフトウェアの不具合に際し、DocuWorksをアンインストールしようとしても、正しい手順が分からなかったり、ライセンスの移行に不安を感じたりすることがあります。
特に、アンインストールが正常にできないエラーに直面すると、作業が滞ってしまいます。
この記事を読めば、ライセンス認証の解除を含めた正しい手順でDocuWorksを完全に削除し、PCの入れ替えや再インストールが支障なく行える状態になります。
DocuWorksのアンインストールについては「ドキュワークス9.1アンインストールとライセンス・シリアル番号」で詳しく紹介しています。
【全3ステップ】DocuWorksを完全に削除し、PC移行・再インストールを成功させる手順
DocuWorksのアンインストールを安全かつ確実に行うためには、いくつかのステップで手順を進めます。通常、アンインストールを実行するとライセンス認証の解除とシリアル番号の削除が自動的に行われます。そのため、最初に「プログラム本体のアンインストール」を実行し、万が一アンインストールできない場合に「ライセンス認証の解除」とシリアル番号の削除を行うことが推奨されます。
これらの手順を踏むことで、ライセンスを保護し、新しいPCへの移行や再インストールをスムーズに完了させられます。まずはプログラム本体のアンインストールから始めましょう。
ステップ1:アンインストール前に必須!DocuWorksのライセンス認証を解除する
DocuWorksをアンインストールする前に、必ずライセンス認証の解除を行ってください。
この作業を怠ると、新しいPCで同じライセンスを使って認証できなくなる可能性があります。
特にPCの買い替えやOSの再インストール時には、この手順が不可欠です。
バージョンによって仕様が異なるため、自身の環境を確認した上で、慎重にライセンス解除の操作を進める必要があります。
ライセンスの保護が完了したら、次にプログラム本体の削除に進みます。
DocuWorksのライセンス認証解除手順については「DocuWorksのライセンス解除方法|PC買い替え・故障時の対処も解説」で詳しく紹介しています。
確認事項:ライセンス解除を忘れると新しいPCでDocuWorksが使えなくなる恐れ
DocuWorks 9.1およびDocuWorks 9(バージョン9.0.7以降)では、アンインストール時にライセンス認証の解除とシリアル番号の削除が自動的に行われます。そのため、通常はアンインストール前に手動でライセンス認証を解除する必要はありません。
ただし、DocuWorksのアンインストールが正常にできない場合や、PCの故障などで物理的に旧PCの操作が不可能な場合には、ライセンスが使用中として情報が残る可能性があります。その結果、新しいPCにDocuWorksをインストールしても、すでに使用数の上限に達していると判断され、ライセンス認証ができない場合があります。
このような状況では、手動でライセンスをサーバーに返却する手続き、または富士フイルムBIダイレクトでの解除手続きが必要となる場合があります。
DocuWorks 9.1以前と10以降で異なるアンインストール時の仕様
DocuWorksのアンインストール時の挙動はバージョンによって異なります。DocuWorks 9.1以降のバージョンでは、アンインストール時にライセンス認証の解除とシリアル番号の削除が自動的に実行されます。
ただし、通信環境の問題などで自動解除が失敗する可能性も考慮し、アンインストール前に手動でライセンスを解除しておくことが最も確実な方法です。
ライセンス管理画面から認証を解除する具体的な操作手順
以下の手順でライセンス認証の解除を実行します。
DocuWorksDeskを起動し、メニューバーの「ヘルプ」から「ライセンス管理」を選択し、「ライセンス管理画面」をクリックします。
「LicenseActivator」という画面が起動したら、「ライセンス削除」または「インターネット経由での認証解除」を選択します。
認証を解除する製品(DocuWorks)にチェックが入っていることを確認し、「次へ」をクリックします。
画面の指示に従って処理を進め、完了画面でステータスが「OK」または空欄になっていることを確認したら、ライセンスの解除は完了です。
この手順により、使用していたライセンスが認証サーバーに返却されます。
ステップ2:DocuWorks本体と関連プログラムをまとめてアンインストールする
ライセンス認証の解除が完了したら、Windowsの標準機能を使ってDocuWorks本体と関連プログラムのアンインストールを行います。
この手順では、コントロールパネルまたは「設定」アプリからプログラムの一覧を表示し、DocuWorksを削除します。
特別なツールは不要で、画面の指示に従うだけで基本的な削除作業は完了します。
もしこの手順でエラーが発生する場合は、次のステップで対処法を確認します。
Windowsのコントロールパネルからプログラムを削除する方法
FUJIFILM DocuWorksのアンインストールは、以下の手順で実行してください。
- コントロールパネルを開く:
- Windowsの「スタート」ボタンを右クリックし、「コントロールパネル」を選択します。
- 表示方法が「カテゴリ」になっている場合は、「プログラムのアンインストール」を選択します。
- 表示方法が「大きいアイコン」または「小さいアイコン」になっている場合は、「プログラムと機能」を選択します。
- FUJIFILM DocuWorks関連ソフトウェアのアンインストール:
- プログラムの一覧から、「FUJIFILM DocuWorks」に関連する以下のソフトウェアを順に選択し、「アンインストール」または「変更と削除」をクリックします。
- FUJIFILM DocuWorks
- FUJIFILM DocuWorks <バージョン名> Language Pack
- FUJIFILM DocuWorks Viewer Light
- FUJIFILM DocuWorks Tray
- その他、「DocuWorks」と名の付くプラグインやアドオン
- アンインストールが完了したら、次のソフトウェアに進みます。
- プログラムの一覧から、「FUJIFILM DocuWorks」に関連する以下のソフトウェアを順に選択し、「アンインストール」または「変更と削除」をクリックします。
- 画面の指示に従う:
- 「ユーザーアカウント制御」の画面が表示されたら「はい」を選択します。
- その後は画面の指示に従ってアンインストールを進めます。
- 完了後、PCの再起動を求められた場合は、指示に従って再起動してください。
補足情報:本体と一緒に削除される関連ソフトウェア(Viewer Light・トレイなど)
DocuWorks本体のアンインストーラーを実行しても、DocuWorks Viewer Lightなどの一部の基本コンポーネントは個別にアンインストールが必要です。DocuWorksトレイやWorkingFolder連携などの関連ソフトウェアも、個別にアンインストールが必要な場合があります。アンインストール後もプログラム一覧に残っている場合は、DocuWorks本体と同様の手順でそれぞれ削除してください。
DocuWorks本体を削除する前に、これらの関連ソフトウェアや個別にアンインストールが必要な基本コンポーネントを先にアンインストールすることが推奨されています。
よくある失敗:プログラムが起動したままアンインストールを実行してしまう
アンインストールができない、またはエラーが表示される最も一般的な原因は、DocuWorks関連のプログラムがバックグラウンドで起動したままになっていることです。
DocuWorksDeskやDocuWorksトレイがタスクトレイに常駐している場合は、完全に終了させてからアンインストールを実行する必要があります。
それでもエラーが出る場合は、Windowsのタスクマネージャーを開き、DocuWorks関連のプロセスが残っていないか確認し、あれば手動で終了させてください。
DocuWorksアップデート失敗時の対処法については「DocuWorksのアップデート失敗|エラーや不具合の原因と対処法」で詳しく紹介しています。
ステップ3:エラーが出てアンインストールできない・一覧に表示されない時の対処法
通常のアンインストール手順を試みても、「エラー25100」のようなメッセージが表示されて削除できない場合や、そもそもプログラムの一覧に見つからない場合があります。
このような状況では、標準的な削除方法では解決できません。
富士フイルムが提供する公式ツールを使ったり、手動で関連ファイルを削除したりといった、より強制的な手段を試す必要があります。
これらの手順で問題が解決しない場合は、よくある質問も参考にしてください。
富士フイルム公式のアンインストール支援ツールを利用して強制削除する
DocuWorksのアンインストールが正常にできない場合、通常のアンインストールプロセスでは除去しきれないファイルやレジストリ情報が原因でエラーが発生することがあります。このような問題に対処するための特定のアンインストール支援ツールが富士フイルムビジネスイノベーションの公式サイトで提供されているという情報はありません。もしアンインストールエラーが発生した場合は、公式サイトのサポートページを参照し、提供されているトラブルシューティング情報やFAQを確認してください。これにより、多くのアンインストールエラーが解決できる可能性があります。
【上級者向け】プログラム一覧にない場合に手動で関連フォルダを削除する手順
アンインストール支援ツールでも削除できない、またはプログラム一覧に表示されない場合の最終手段として、手動でのフォルダ削除があります。
この手順はシステムの根幹に関わる操作のため、自己責任で慎重に行ってください。
主に削除対象となるのは、インストール先のフォルダと、ユーザーデータが保存されているフォルダです。
特にDocuWorks連携フォルダforWorkingFolderなどのデータは重要な情報が含まれる可能性があるため、事前にバックアップを取ってください。
DocuWorksのアンインストールに関するよくある質問
ここでは、DocuWorksのアンインストールに関して頻繁に寄せられる質問とその回答をまとめました。
ライセンス解除を忘れた場合の対処法や、アンインストール後に残るフォルダの扱いなど、具体的なケースに対応する情報を提供します。
以上で、DocuWorksのアンインストールに関する解説は終わりです。
DocuWorksのライセンス認証を解除し忘れたままアンインストールした場合、どうすればいいですか?
再度DocuWorksをインストールし、ライセンス認証を行ってから、改めて正規の手順でライセンス認証を解除してください。
もしPCの故障などで再インストールができない場合は、富士フイルムBIダイレクトのウェブサイトからリモートでライセンスを削除できる可能性があります。
それも不可能な場合は、富士フイルムのライセンス認証サポートデスクへの連絡が必要です。
アンインストール後もPCに残っているDocuWorks関連のフォルダは手動で削除しても問題ないですか?
問題ありませんが、削除前にフォルダの中身を確認することを推奨します。
特にユーザーフォルダ内に作成された連携フォルダや「MyDocuWorks」フォルダには、自身が作成・保存した文書ファイル(.xdw)が残っている可能性があります。
必要なデータはバックアップを取った上で、不要であれば手動で削除してください。
公式のアンインストール支援ツールはどこからダウンロードできますか?
富士フイルムビジネスイノベーションの公式サポートサイトからダウンロードできます。
「サポート&ダウンロード」のページで「DocuWorks」を検索し、お使いのバージョンに対応する情報を探してください。
アンインストールできない場合のトラブルシューティングに関するFAQ内に、ツールへのリンクが掲載されていることが多いです。
まとめ
DocuWorksを安全にアンインストールするには、使用しているバージョンのライセンス認証に関する仕様を確認し、DocuWorks本体と関連プログラムを正しい手順で削除することが大切です。作業前にはDocuWorks関連のプログラムを終了し、必要な文書や設定データをバックアップしておきましょう。
通常の手順でアンインストールできない場合は、関連するプロセスが残っていないか確認したうえで、富士フイルムビジネスイノベーションの公式サポート情報を参照してください。PCの買い替えや再インストールを予定している場合は、移行先の動作環境や利用するライセンスについても事前に確認しておくと安心です。
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