取引先などから拡張子「.xdw」のドキュワークスファイルを受け取り、開き方がわからず困った経験はありませんか。
この記事では、富士フイルムが提供する無料の閲覧ソフト「ドキュワークスビューワー」の基本的な使い方を解説します。
PCへのダウンロードとインストール手順や、スマホでファイルを開く方法も紹介するため、ぜひ参考にしてください。
そもそもドキュワークス(DocuWorks)とは?
ドキュワークス(DocuWorks)とは、富士フイルムビジネスイノベーション株式会社(旧富士ゼロックス)が開発・販売する電子文書管理ソフトウェアです。
紙の書類を扱うような直感的な操作性が特徴で、文書の閲覧、編集、管理を効率化します。
多くの企業や官公庁で導入されており、ビジネス文書のやり取りでドキュワークス形式のファイルが使われることが少なくありません。
紙の書類を電子化した富士フイルム独自のファイル形式のこと
ドキュワークスは、紙の書類をスキャンしたり、アプリケーションで作成した文書を変換したりすることで、独自のファイル形式として保存します。
このファイル形式は、紙文書と同じようにページの並べ替えや付箋の貼り付けなどが可能です。
ドキュワークスファイルを開くには、有料版ソフトのほか、富士フイルムが提供する無料のビューワーをPCにインストールする必要があります。
【無料】PC版ドキュワークスビューワーのダウンロードとインストール手順
ドキュワークスファイル(.xdw)をPCで閲覧するには、無料の閲覧専用ソフト「DocuWorks Viewer Light(ドキュワークスビューワーライト)」を利用します。
このアプリは、有料版のDocuWorksがインストールされていないPCでも、ファイルの表示や印刷を可能にする公式ツールです。
ここでは、ビューワーのダウンロードからインストールまでの手順を解説します。
公式サイトから最新の「DocuWorks Viewer Light」を入手する
はじめに、お使いのWebブラウザで「DocuWorksViewerLight」と検索し、富士フイルムビジネスイノベーションの公式サイトにアクセスします。
サイト内にあるダウンロードページから、最新版のビューワーをダウンロードしてください。
使用許諾条件などを確認し、同意の上でダウンロードボタンをクリックすると、インストール用のファイルがPCに保存されます。
ダウンロードしたファイルを実行してPCにインストールする
ダウンロードが完了したら、実行ファイルをダブルクリックしてインストーラーを起動します。
画面に表示される指示に従って進めるだけで、簡単にインストールは完了です。
インストール後、ドキュワークスファイルの表示や印刷ができるようになります。
基本的な操作は画面上部のツールバーから選択でき、表示倍率の変更やページ送りなどの設定も直感的に行えます。
スマホでドキュワークスファイル(.xdw)を開く方法
外出先でドキュワークスファイルを確認したい場面も少なくありません。
特に、メールに添付されたファイルを急いで確認する必要があるユーザー向けに、スマートフォンやタブレットで使える無料の専用アプリが提供されています。
ここでは、iPhoneとAndroidそれぞれの端末でファイルを開く方法を紹介します。
iPhone・iPadで閲覧するための専用アプリ「DocuWorks Viewer Light S」
iPhoneやiPadでDocuWorksファイルを閲覧するには、App Storeから「DocuWorks Viewer Light 10」をインストールします。このアプリを使えば、ファイルの表示や簡単な編集が可能です。マーカーを引いたり、手書きでメモを書き加えたりするアノテーション機能や、スタンプ、付箋機能が備わっています。
Android端末で閲覧するための専用アプリ「DocuWorks Viewer Light S」
Androidのスマートフォンやタブレットでも、iPhone版と同様に「DocuWorksViewerLightS」を利用できます。
GooglePlayストアからアプリを検索し、インストールしてください。
機能はiPhone・iPad版とほぼ同じで、ファイルの閲覧、印刷、アノテーション(手書き、マーカー、付箋など)が可能です。
PDFへの変換機能も搭載されており、外出先でのドキュメント確認や簡単な修正作業に役立ちます。
インストール不要!Webブラウザでファイルを開く方法
ソフトウェアのインストールが許可されていないPCや、一時的にファイルを確認したいだけの場合、Webブラウザ上でドキュワークスファイルを閲覧できるサービスが便利です。
専用ソフトをインストールする必要がないため、環境を選ばずに手軽に利用できます。
「DocuWorks Viewer Light for Web」を使ってすぐに中身を確認する
DocuWorksファイルを閲覧するには、富士フイルムが提供する「DocuWorks Viewer Light」をインストールする方法があります。また、Webブラウザから直接DocuWorks文書を閲覧・印刷する機能も利用できます。
ドキュワークスビューワーの基本的な使い方
DocuWorksViewerLightをインストールすれば、ドキュワークスファイルをダブルクリックするだけで内容を表示できます。
ここでは、閲覧時に役立つ基本的な操作方法として、キーワード検索、ページの回転、印刷の手順を解説します。
ファイル内のキーワードを検索する方法
文書の中から特定の文字列を探したい場合は、検索機能が便利です。
ツールバーにある虫眼鏡のアイコンをクリックするか、キーボードの「Ctrl」キーと「F」キーを同時に押すと検索ウィンドウが表示されます。
入力欄に探したいキーワードを入力して実行すると、該当する箇所がハイライト表示され、効率的に目的の情報を探し出せます。
ページの向きを90度ずつ回転させる方法
スキャンした書類などが意図しない向きで保存されている場合、ページの向きを回転させて修正できます。
ツールバーにある右回転または左回転の矢印アイコンをクリックすると、表示されているページが90度ずつ回転します。
正しい向きに修正することで、文書が読みやすくなります。
この変更は表示上のものであり、元のファイルが変更されるわけではありません。
開いているドキュワークス文書をプリンターで印刷する方法
表示しているドキュワークス文書を紙に印刷したい場合は、ツールバーのプリンターアイコンをクリックするか、メニューの「ファイル」から「印刷」を選択します。
印刷ダイアログボックスが表示されたら、使用するプリンターや印刷部数、印刷範囲などを設定して実行してください。
PCに接続されているプリンターで簡単に出力できます。
ドキュワークスファイルが開けないときの主な原因と対処法
ドキュワークスビューワーをインストールしたにもかかわらず、ファイルが開けないケースがあります。
その場合、プログラムの関連付け設定に問題があるか、ファイル自体が破損している可能性が考えられます。
ここでは、主な原因とそれぞれの対処法を解説します。
原因1:拡張子「.xdw」とビューワーが関連付けられていない
ファイルが開けない最も多い原因は、拡張子「.xdw」と「DocuWorksViewerLight」が正しく関連付けられていないことです。
この場合、ファイルアイコンを右クリックし、「プログラムから開く」を選択します。
一覧から「DocuWorksViewerLight」を選び、「常にこのアプリを使って.xdwファイルを開く」にチェックを入れてOKをクリックすると、次回からダブルクリックで開けるようになります。
原因2:ファイル自体が破損していて開けない
プログラムの関連付けに問題がない場合、ファイル自体が破損している可能性があります。
ファイルはメールの送受信中やダウンロードの過程で、データが欠損して破損することがあります。
他のドキュワークスファイルが開けるかどうかを確認し、特定のファイルだけが開けない場合は、破損が原因である可能性が高いです。
その際は、ファイルの送信元に連絡し、再送を依頼してください。
ドキュワークスビューワーに関するよくある質問
ドキュワークスビューワーの利用を検討している方から、機能に関する質問が多く寄せられます。
ここでは、文書の編集可否や有料版との違い、PDFへの変換機能について、よくある質問に回答します。
無料のビューワーで文書の編集はできますか?
PC版の無料ビューワー「DocuWorksViewerLight」では、文字の追加や図形の挿入といった文書の編集はできません。
閲覧と印刷機能に特化しています。
ただし、スマホアプリ版ではマーカーや付箋の追加など、簡単な注釈を加えることは可能です。
有料版のDocuWorksとは何が違うのですか?
有料版のDocuWorksは、文書の作成、編集、結合、分割、保護設定など、電子文書を総合的に管理するための多彩な機能を備えています。
一方、無料のビューワーは閲覧と印刷に機能を限定したソフトです。
業務で文書を積極的に活用する場合は有料版が適しています。
ドキュワークスファイルをPDFに変換することは可能ですか?
DocuWorksにはPDF変換機能が内蔵されています。DocuWorks文書をPDF形式に変換するには、「PDFに変換(DocuWorks PDF)プラグイン」を使用する方法があります。また、Adobe Acrobatがインストールされている場合は、その機能を利用してDocuWorks文書をPDFに変換することも可能です。
スマートフォンアプリ版のDocuWorks Viewer Lightは、DocuWorks文書の表示や編集機能を備えていますが、提供された情報源からはPDF形式への変換機能については確認できませんでした。
まとめ
DocuWorks Viewerを使いこなすことは、電子文書を紙と同じ感覚でスムーズに扱うための第一歩であり、業務のペーパーレス化を支える重要な基盤となります。
富士フイルムビジネスイノベーション正規代理店の「DWshop」では、ビューアーでの閲覧にとどまらない、編集や属性付与といった一歩進んだ活用による業務改善をトータルでサポートしております。
「現状の運用をもっと効率化したい」「自社に最適なDocuWorksの活用方法を知りたい」とお考えの方は、ぜひお気軽にDWshopまでご相談ください。

