DocuWorks(ドキュワークス)で複数の文書を束ねた際に、資料全体へ通しのページ番号を振る方法を解説します。
本記事では、DocuWorks8やDocuWorks9に対応したページ番号の基本的な追加手順から、一度設定した番号の削除や更新方法までを網羅的に説明します。
さらに、実務でよくある表紙を番号から除外する設定や、任意の数字からページ番号を開始する応用テクニックも紹介するため、資料作成の効率化に役立ちます。
【基本】DocuWorksでページ番号を追加する3ステップ
DocuWorks文書にページ番号を追加する基本的な手順は、3つのステップで完了します。
メニューから設定画面を開き、書式と位置を指定して適用するだけで、簡単にページ番号を文書全体に反映させることが可能です。
まずはこの基本操作を覚え、ページ番号の追加に慣れることから始めましょう。
ステップ1:「見出し・ページ番号の設定」を開く
はじめに、ページ番号を設定したいDocuWorks文書を開きます。
次に、画面上部にあるメニューバーから「文書」をクリックし、表示されたメニューの中から「見出し・ページ番号の設定」を選択します。
これをクリックすると、ページ番号に関する詳細な設定を行うためのダイアログボックスが表示されます。
すべての設定はこの画面で行うため、まずはこの操作を覚えてください。
ステップ2:ページ番号の書式と表示位置を指定する
設定ダイアログが開いたら、ページ番号の書式と表示位置を決めます。用途に応じた振り方を指定してください。
ステップ3:設定を適用してページ番号を文書に反映させる
書式と表示位置の設定が完了したら、ダイアログボックスの右下にある「OK」ボタンをクリックします。
これにより、指定した内容が文書のすべてのページに適用され、ページ番号が反映されます。
ビューアで各ページを確認し、意図した通りにページ番号が表示されているかを確認してください。
もし修正が必要な場合は、再度「見出し・ページ番号の設定」を開いて調整します。
【応用】実務で役立つページ番号の詳細設定
DocuWorksのページ番号機能は、単に連番を振るだけでなく、実務に即した柔軟な設定が可能です。
ここでは、表紙を除外したり、任意の番号から開始したり、両面印刷用に位置を調整したりといった、知っていると便利なページ番号の詳細設定について解説します。
1ページ目(表紙)をページ番号のカウントから除外する方法
資料の1ページ目を表紙として扱い、ページ番号のカウントから除外したい場合は、「ページ範囲」の設定を変更します。
「見出し・ページ番号の設定」ダイアログで、「開始ページ」を「2」に設定し、「開始番号」を「1」にします。
この設定により、文書の2ページ目からページ番号「1」が振られ始め、表紙には番号が表示されなくなります。
会議資料など、体裁を整えたい場合に活用できる設定です。
任意の数字からページ番号を開始する設定
既存の資料の続きとして文書を作成する場合など、特定の数字からページ番号を振りたいケースがあります。
この設定は、「見出し・ページ番号の設定」ダイアログの「ページ範囲」セクションにある「開始番号」で調整可能です。
例えば、開始番号を「11」に設定すると、指定した開始ページに「11」が振られ、以降は「12」「13」と連番が続きます。
これにより、複数の文書にまたがる資料でも一貫したページ番号を振ることができます。
奇数・偶数ページで番号の位置を左右に振り分ける
両面印刷を前提とした資料を作成する際、ページ番号をページの左右外側に配置すると見やすくなります。
この設定を行うには、「見出し・ページ番号の設定」ダイアログの「詳細」ボタンをクリックします。
表示された画面で「奇数/偶数ページで位置をかえる」にチェックを入れます。
これにより、奇数ページと偶数ページでそれぞれページ番号の表示位置を指定できるようになり、製本時のような体裁が整った両面資料を作成できます。
「(ページ番号) / (総ページ数)」の形式で表示する
資料全体のボリュームを示すために、「5/15」のように総ページ数を併記したい場合があります。Wordでこの形式のページ番号を表示するには、いくつかの方法があります。
Wordでは、ページ番号と総ページ数を表示するために、ギャラリーから適切な形式を選択するか、フィールドコードを挿入する方法が一般的です。これにより、各ページに「(現在のページ番号)/(総ページ数)」の形式で番号を自動的に表示できます。
設定済みのページ番号を修正・削除する方法
DocuWorksで一度設定したページ番号は、後から簡単に修正や削除が可能です。
ページの入れ替えなどで番号がずれた場合の更新も、同じ手順で対応できます。
ここでは、設定済みのページ番号を削除する方法や、フォントなどのスタイルを変更する手順、そして最新の状態に更新する方法について解説します。
一度設定したページ番号をすべて削除する手順
文書に追加したページ番号をすべて一括で削除する方法は、お使いのソフトウェアによって異なります。
Microsoft WordやPublisherの場合、ページ番号を削除するには以下の手順が一般的です。
- Microsoft Word: 「挿入」タブの「ページ番号」から「ページ番号の削除」を選択するか、ヘッダーまたはフッターをダブルクリックしてページ番号を選択し、Deleteキーを押します。
- Publisher: マスターページからページ番号記号を選択し、Deleteキーを押します。
これらの操作は、再度番号を振り直したい場合や、不要になった場合に実行します。
フォントや表示位置などページ番号のスタイルを変更する
ページ番号のフォント、大きさ、表示位置といったスタイルを変更したい場合、新規設定時と同じ手順で上書き修正が可能です。
メニューから「見出し・ページ番号の設定」を開き、希望するフォントやサイズ、表示位置に設定を変更します。
その後、「OK」ボタンをクリックすると、既存のページ番号が新しい設定で上書きされます。
修正のために一度削除する必要はなく、設定を変更して適用するだけでスタイルが更新されます。
ページの入れ替え後に番号を正しく振り直す(更新)
DocuWorksでは、ページの順番を入れ替えたり削除したりしても、一度設定したページ番号は自動で更新されません。番号を現在のページ順に正しく振り直すには、手動での更新作業が必要です。メニューから「見出し・ページ番号の更新」を選択すると、現在のページの並び順に基づいてページ番号が再計算され、正しく振り直されます。
DocuWorksのページ番号設定で知っておくべき注意点
DocuWorksでページ番号を設定する際には、いくつか知っておくべき注意点があります。
特に、ページの順番を入れ替えた際の自動更新の仕様や、複数の文書を束ねる際の事前準備を理解しておくことで、意図しない番号の重複やズレといったトラブルを防ぐことができます。
ページの順番を入れ替えても番号は自動更新されない
DocuWorksの仕様上、ページ番号は一度設定されると、各ページに固定された情報として書き込まれます。
そのため、文書内でページの順番を入れ替えたり、特定のページを削除したりしても、ページ番号は自動的に再計算されません。
この問題を解決するためには、手動での更新作業が不可欠です。
ページの構成を変更した後は、必ず「見出し・ページ番号の設定」を開き、再度「OK」を押して番号を振り直す習慣をつけましょう。
複数の文書を束ねる前に各ファイルのページ番号を消しておく
DocuWorksで複数の文書をまとめる際には、いくつかの点に注意が必要です。異なるアプリケーションで作成されたWordやExcelなどの文書をDocuWorksで束ねる際、元のファイルにページ番号が設定されている場合、DocuWorksでページ番号を付けると表示が重複する可能性があります。これを避けるためには、文書をまとめる作業を始める前に、各ファイルのページ番号を削除しておくことを推奨します。
また、DocuWorksには、複数のDocuWorks文書をまとめて保管し、バインダー全体で通しページ番号を付与できる「バインダー」機能も利用できます。束ねた文書では、見出しやページ番号が自動で更新されることはないため、必要に応じて手動で調整または削除する必要があります。
DocuWorksのページ番号に関するよくある質問
ここでは、DocuWorksのページ番号設定に関して、ユーザーから多く寄せられる質問とその回答をまとめました。
PDFから変換した文書や印刷時のトラブルなど、具体的なケースを想定したQ&A形式で解説します。
ページ番号を途中から振るにはどうすればいい?
ページ番号を途中から設定するには、まずセクション区切りを挿入します。その後、ページ番号を振り始めたいセクションの「ページ番号の書式設定」を開き、「開始番号」で任意の数字を設定します。例えば、表紙を除いて2ページ目から「1」と振りたい場合は、2ページ目のセクションの「開始番号」を「0」に設定します。
「1/10」のように総ページ数も表示できますか?
はい、表示可能です。Wordのページ番号設定では、ギャラリーから「X/Yページ」の形式を選択するか、フィールドコードを使用して現在のページ番号と総ページ数を組み合わせることで、「1/10」のような形式でページ番号を表示できます。
ページ番号が表示されない時の確認点は?
ページ番号が用紙の印刷範囲外に設定されている可能性があります。
「見出し・ページ番号の設定」で、上下左右の余白(位置)の数値を調整してください。
また、DocuWorksの表示設定でアノテーションが非表示になっていないかも確認しましょう。
ツールバーの「アノテーション表示/非表示」ボタンで切り替えが可能です。
まとめ
ページ番号の設定をマスターして見やすい書類を作成することは、社内の情報共有をスムーズにし、ミスを防ぐための大切な一歩です。
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